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  【うつ病の社会的回復の難しさ】
        復職しづらさは、うつ病に多く見られます。

 産業医大精神科の中村純教授らのH22年度の調査報告
 では、うつ病で休職した36人を治療し、そのうち18人が
 寛解(病気が治って)復職しており、その後8人(44%)が
 6ヶ月以内に仕事を継続できなくなったとあります。

  大学病院で治療を受けた36人の28%しか、社会的回復
 を維持できないことになります。
 
  うつ病は、“心の風邪”ではないのです。
 
  心が 病気の間に弱くなっているため、病気が治っても
 社会のストレスに耐えていくことが難しいことも少なくあり
 ません。

  このことは、うつ病以外のストレス関連の心の病にも
 似たことが言えます。